2025年4月、神戸市北区の自宅で10歳の息子の頭や背中などを複数回平手打ちしたなどとして兵庫県の県立高校に勤める夫婦が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは兵庫県神戸市北区に住む県立高校教諭の父親（58）と、別の県立高校事務員の母親（52）です。

警察によりますと2人は、4月22日の早朝、自宅で10歳の息子の頭や背中などを複数回平手打ちしたなどの疑いが持たれています。

息子が通う小学校の先生が顔の傷に気付き理由を聞いたところ本人が「父と母に叩かれた」と話したため学校が児童相談所に報告。事件が発覚しました。

調べに対し2人は容疑を認めていて、母親は「夜中に起きてタブレットを見ていてしかりつけた」と話し、父親は「早く寝る約束を破ったので殴った」と話しているということです。

息子には背中から尻にかけて一面にあざがあり、警察は、日常的な虐待があったとみて詳しく調べています。