新鮮な野菜を路線バスで直接都心へ 「KOBEベジバス」本格スタート

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姫路市の神姫バスなどが神戸市西区で収穫した野菜を路線バスで運び、都心部に住む人に販売するサービスを、今週から開始しました。

ズッキーニに春菊、そしてニンニク。

朝採れたばかりの新鮮な野菜です。

運び込まれた先は、バスのトランクです。

「KOBEベジバス」プロジェクトは、神戸市西区の農家が育てた新鮮な有機野菜を、三宮行きの路線バスで運び、都心部で暮らす人に販売する取り組みで神姫バスの水谷ー三宮線で今週から月2回のペースで実施されます。

荷下ろしされた野菜は、予約販売で購入でき、三宮周辺の保育施設など4カ所で、受け取ることが可能です。

神姫バスでは、乗客と一緒に荷物を運ぶ「貨客混載」事業を2021年から行っていて新たな輸送車両を使わないため、二酸化炭素の排出量削減の他、地産地消にも期待がかかります。

神姫バス 明石営業所 丹生雅也さん

「大規模消費地にバスで運ぶというところでございましてコストが見合わないということで断念する農家もいます」

「弊社の主力の中距離路線を是非とも活用していただきたいというところで、次は消費者の方々に実際に畑まで足を運んでいただくというところが、次のステップかなと考えています」

C‐farm 稲垣将幸代表

「中央区に車に野菜を積んで向かうとなるとガソリンもかかり、僕の時間も半日ぐらいとられる、ここに納品してしまえば農作業に戻って、野菜作りに励めるメリットが大きいと思います」

「神戸の野菜を神戸の人に消費してもらいたい気持ちが強くて、ベジバスがもっと活用出来たらなと思います」

購入は事前予約制で、5回分、1万2500円。

ホームページから申し込み可能です。

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